震災遺構 請戸小 開館連動企画展、10月15日から

「震災遺構 浪江町立請戸小学校」が10月24日(日)、開館するのに合わせ、浪江町展「浪江町の学校と震災」を10月15日(金)から11月29日(月)まで当館で開催します。東日本大震災前後の請戸地区の様子や、原子力災害及び長期避難等の影響で閉校となった町の学校の様子を伝える展示とします。

当館からは、甚大な津波被害を受けた請戸小学校の姿を眺めることができ、震災当時の同校6年生1人が伝承館スタッフとして勤務しているなど、当館にとっても「請戸小学校」は震災の教訓を伝える上で重要な存在です。

今回の企画展を通じ、未曽有の複合災害が地域の教育に与える影響を考える機会を創出し、「震災遺構 浪江町立請戸小学校」とともに、複合災害の記憶や記録の伝承に引き続き取り組んでまいります。

1 イベント名

浪江町展「浪江町の学校と震災」

2 期間

10月15日(金)~11月29日(月)

※火曜休館。11月23日(火・祝)は開館、同24日は閉館。

3 展示内容

(1)伝承館1階フロア北側(請戸小側)

  • 請戸地区の震災前の様子や、被災した後の姿が分かる航空写真
  • 請戸地区とその周辺の空撮動画
  • それぞれの学校を特徴づける実物展示(例:大堀小学校に残されていた、メッセージの書かれた大堀相馬焼の皿等)
  • 震災後の請戸小の黒板等について書かれた説明資料(浪江町所蔵)

4 その他

浪江町展は館内無料エリアでの展示のため、入館料は不要です。