映画「家路」イベント12月16日から開催 トークや上映会、パネル展

東日本大震災と原子力災害を経験した福島県の被災地や住民の心情を描いた映画「家路」(2014年公開、主演:松山ケンイチ)に関連したイベントを開催します。

久保田直監督らによるトークイベント、映画本編の上映会、パネル展を通じ、「家路」の撮影が行われた当時と震災から10年以上が過ぎた現在を比べ、被災地の移り変わりを発信します。

詳細は家路イベント チラシをご覧ください。

1 概要
イベント名:映画「家路」でみる「あのとき」「これから」
会期:12月16日(木)~2022年1月31日(月)
会場:伝承館1階研修室、エントランスホール
料金:無料(伝承館常設展示見学の場合は料金が必要です)
【映画「家路」】2014年公開 映画『家路』公式サイト (bitters.co.jp)
舞台は東日本大震災と原発事故後の福島県。警戒区域となった故郷に20年ぶりに帰っ
てきた青年と、葛藤を抱える家族が絆を再生させていく物語。震災当時の福島県の姿や住
民の想いを克明に描写している。出演は松山ケンイチ、田中裕子、安藤サクラ、内野聖陽
ほか。第 64 回ベルリン国際映画祭正式出品。

2 イベント詳細
(1)トークイベント(会場:研修室)
日時:2022年1月22日(土)午後1時~2時
出演:映画監督 久保田 直氏
川内村民 秋元 美誉氏(川内村の農家として田んぼや居宅を撮影地に提供。農業指導も実施)
伝承館長 高村 昇
内容:撮影から8年、震災と原発事故から10年が経過した2021年9月、久保田監督は再びロケ地を訪れました。ロケで出会った人々との再会、撮影当時にはなかった「復興の景色」。久保田監督の目には福島の「今」がどう映ったのか。
久保田監督と、かつて撮影に協力し現在は川内村内に戻って再び農業に取り組む秋元氏、そして、震災直後から村内で復興支援を続けてきた高村館長が、「あのとき」と福島の「これから」を語り合います。
定員:20人。先着順。1月21日(金)まで【映画「家路」トークイベント – 映画「家路」でみる あのときこれから (event-form.jp)】で受け付けます。

オンライン配信:YouTube 【トークイベント『映画「家路」でみる“あのとき これから”』 – YouTube】で同時配信します。(申し込み不要)

(2)オリジナル映像上映&パネル展(会場:エントランスホール)
会期:12月16日(木)~2022年1月31日(月)
内容:久保田監督が2021年9月、ロケ地を再訪した際の映像(約3分)上映と映画の
シーンを写したパネルなどの展示を行っています。

(3)映画「家路」上映会(会場:研修室)
日時:2022年1月15日(土)午前10時30分~、午後1時~
定員:各回20人。申し込み不要、先着順。