少人数教育教員研修会を開催しました

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 9月29日(火)に「令和2年度 避難地域12市町村における少人数教育に対応した教授法に関する教員研修」を開催しました。

 本研修は、「福島県教育復興推進事業(避難地域12市町村における小中学校教育等推進事業)」の一環で、「被災した地域(避難地域12市町村)の学習指導上の課題解決に向けて、少人数教育のよさを活かした授業展開の工夫や魅力ある教育課程の改善に資する研修を行うとともに、個に応じた指導における教員の意識改革の一助とする。」ことを目的に毎年行われていて、今年で3回目の開催です。新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から、Google Meetを使ってのオンライン開催となった今年度の研修には、避難地域にある学校だけでなく、南会津の学校にも参加をいただき、参加者は関係者を含め総勢100名ほどとなりました。

 今年度は「学習者中心の学び、誰一人取り残すことのない個別最適化された学び」をテーマに、過去2回の研修でも講師をお願いしている北海道教育大学の川前あゆみ先生によるご講演や講評、葛尾小学校、葛尾中学校の実践発表、避難地域にある各学校が分科会に分かれてのグループ協議が行われました。

 実施概要は、以下のとおりです。

 

【令和2年度避難地域12市町村における少人数教育に対応した教授法に関する教員研修】

 

日時:   令和2年9月29日(火)13:00~15:30

実施主体: 主催 福島県教育委員会

      共催 公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構

会場:   葛尾小中学校、福島イノベ機構福島オフィス、所属各校等

講師:   川前あゆみ先生(北海道教育大学准教授)

実践発表校:葛尾村立葛尾小学校、葛尾村立葛尾中学校

対象:   避難地域12市町村各小・中学校教員、避難地域12市町村教育委員会指導主事等、

      その他、希望する教員等

 

川前あゆみ先生
福島オフィスでの様子