令和3年度 少人数教育教員研修を開催しました

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9月30日(木)に福島県教育委員会主催のもと、「令和3年度避難地域12市町村における少人数教育に対応した教授法に関する教員研修」を開催しました。

 

 

この研修は「福島県教育復興推進事業(避難地域12市町村における小中学校教育等推進事業)」の一環で、「被災した地域(避難地域12市町村)の学校教育の学習指導上の課題解決に向けて、少人数教育のよさを活かした授業展開の工夫や魅力ある教育課程の改善に資する研修を行うとともに、個を確実に伸ばす指導における教員の意識改革の一助とする。」ことを目的に毎年開催され、今年度で4回目の開催となります。

また、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点およびICTの積極的な活用を図るため、昨年度に引き続きオンラインで開催いたしました。なお今年度の研修には、総勢80名ほどが参加をしました。

 

 

第1回目の研修から講師を務めていただいております北海道教育大学の川前あゆみ先生が、「学習者中心の学び、誰一人取り残すことのない個別最適な学び」をテーマに講演されたほか、会津若松市の旧河東三小校舎で学校生活を続けている大熊町立熊町・大野小学校、大熊中学校による実践発表や、東京電力福島第一原発事故で避難区域が設定された12市町村の各学校の先生が各分科会に分かれてのグループ協議が行われ、参加者たちは、少人数でも効果的な教育活動を展開するための方法や工夫などについて学びを深めました。

 

 

実施概要は、以下のとおりです。

 

 

【令和3年度避難地域12市町村における少人数教育に対応した教授法に関する教員研修】

 

日時: 令和3年9月30日(木)9:30~12:00

実施主体: 主催 福島県教育委員会

共催 公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構

場所: 大熊町立熊町・大野小学校、大熊中学校、福島イノベ機構福島オフィス、所属各校等

講師: 川前あゆみ先生(北海道教育大学教授)

実践発表校:大熊町立熊町・大野小学校、大熊中学校

対象: 避難地域12市町村各小・中・義務教育学校教員、避難地域12市町村教育委員会指導主事等、その他、希望する教員等