東日本大震災・原子力災害伝承館 展示コーナーの改修について

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この度、東日本大震災・原子力災害伝承館では、展示内容の充実により、複合災害の記憶と教訓を後世に伝えるとともに、復興に向け挑戦する福島県の姿を発信していくため、下記のとおり展示コーナーの一部を改修いたしますのでお知らせいたします。

 

1 日  時:令和4年2月23日(水)から公開

 

2 改修箇所:復興への挑戦(第5コーナー)

       福島イノベーション・コースト構想の紹介

 

3 主な内容:          

【証言映像資料の追加】

■赤羽一嘉・元国土交通大臣インタビュー動画

「福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想研究会」座長として、構想研究会報告書をとりまとめた、赤羽一嘉・元国土交通大臣(元原子力災害現地対策本部長)による、当時の証言映像資料を追加します。

 

【実物資料の入れ替え】

■空飛ぶクルマ(Mk-3:マークスリー)

福島ロボットテストフィールド研究室へ入居し、飛行試験を繰り返し実施した「テトラ・アビエーション株式会社」(東京都)のMk-3の実物を展示します。

  Mk-3は、アメリカの国際航空機開発コンペ「GoFly」で850社以上のチームが参加する中、世界のトップ10に選ばれるとともに、唯一賞金を獲得し、機体の技術面だけでなく、安全性、静粛性、そしてデザインの観点から総合的に評価された機体です。

(テトラ・アビエーション株式会社HPより)

※下のQRコードから飛行試験映像をご覧いただけます。

 

■福島工業高等専門学校の学生が製作したロボット「メヒカリ」

 第5回廃炉創造ロボコン(2021年1月に開催)で文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞したロボット「メヒカリ」の実物を展示します。

 廃炉創造ロボコンは、全国の高専生を対象に福島第一原子力発電所の廃炉作業現場を想定した課題が設定され、その課題解決のために各校が自由な発想でロボットを製作し、競技に臨むロボットコンテストです。

第5回の課題は、ペデスタル下部に存在する燃料デブリの取り出しを想定し、スタート地点から塩ビパイプを通ってペデスタル内部に入り、そこから3.2m下にある燃料デブリを模した物体を回収し、ペデスタルの外に運び出す課題でした。塩ビパイプ内を暗い深海に見立て、その中を進む(泳ぐ)ことから、いわきの「市の魚」深海魚のメヒカリから名づけられました。

(福島高専HPより)

※下のQRコードからメヒカリの動きを確認頂けます。

(アーカイブ動画:ダイジェスト版)

 

福島イノベーション・コースト構想

東日本大震災・原子力災害伝承館

〒979-1401 福島県双葉郡双葉町大字中野字高田39
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