5月28日 原町高校でキックオフ講演会を開催しました!

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5月28日 原町高校でキックオフ講演会を開催しました!

昨年度に引き続き、福島大学 小沢喜仁教授 にイノベーション・コースト構想についてご講演頂きました。

聴講するだけでなく「福島県の人口はどれくらいかな?」など、小沢先生からの投げかけに、考えながら参加していく講義スタイルとなりました。
また福島県の工業統計データや官民合同チームによる産業基盤の調査データなどを見ながら、自分たちが住む南相馬市やその周辺に大きな工場や企業が立地していること、新たな産業発展の可能性についても調査が行われていることなどを教えて頂きました。
そして大事な振り返りとして、震災発生時小学校1年生だった生徒さんたちに、震災当時の様子や福島第一原子力発電所の現在の状況についても、丁寧に解説して頂きました。

原町高校さんが目標としている「課題解決力向上」について小沢先生から「これからいろいろなことを学ぶと思いますが、間違ってはいけないことは、『知っている』と『できる』ということはまったく違うということです。まずやってみることです。そうすると自分ができるかわかります。できるというレベルまで徹底してやってみることで力がついて、問題にぶつかっても解決することができるようになります。」とアドバイスを頂きました。

原町高校があります南相馬市は、ロボットテストフィールドが設置されており、研究拠点として世界から大きな期待が寄せられている地区です。
夏にはロボットテストフィールドの見学ツアーも計画されており、先進地域で学ぶ原町高校さんの活躍が今年も期待されます!

目黒教頭先生から今年度の取組についてご説明頂きました。
小沢先生ご講演の様子。
福島大学の先生方が震災発生時、放射線量の測定をしたこと、数値を公表する際に様々な意見があったことなどをお聞きしました。
原子炉の仕組みや現在開発が行われている廃炉ロボットについても教えて頂きました。
質問する生徒さんの様子。
生徒代表御礼の言葉。