7月2日 相馬農業高校で「おいしさの見える化」講習を開催いたしました!

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相馬農業高校では、今年よりICTを活用した最先端の植物工場で、東北では初となるポリエステル媒地を利用したトマト栽培に挑戦しています。
今回は「おいしさの見える化」アプリを開発した、マクタアメニティ株式会社の幕田武広社長を学校にお招きし、講習会を開催しました。

初めにアプリを開発することになったきっかけや、農業用サプライチェーンマネジメント、世界の食料問題など幅広い視野から農業についてお話いただき、さらにAIなどを活用した農業の未来についても直接教えて頂きました。

その後、アプリを見せて頂き、自分たちが栽培したトマトのおいしさを実際に計測してみました。
タブレットでトマトを撮影すると、画像からAI分析で味覚情報に変換され「甘味」「酸味」「旨味」「苦味」「塩味」がレーダーチャートで表示されました。あわせて、日時、位置情報、糖度も表示され、生徒たちは大変興味深そうに、また少し緊張しながらタブレットを見つめていました。
幕田社長より「甘味はもちろん酸味も旨味も十分で、とても美味しいトマトとの結果が出ています。」と解説して頂き、教室には笑顔が溢れました。

生徒たちは、「数値で見えることにより栽培の励みになります。」と話していました。
今年度はパプリカやいちごの栽培も計画されており、相馬農業高校が栽培するおいしい野菜作りにさらに期待が高まります。

 

講義の様子
アプリの操作を教わる様子
体験する生徒さんの様子
体験する生徒さんの様子
おいしさの見える化