【伝承館:6月】

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受付の様子と多言語対応(2020.06.30)

 本日は伝承館の受付と多言語対応についてご紹介いたします。
 館内のサインは、日本語、英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語の5種類での表記となっています。また、展示エリアの観覧補助として、各言語に対応したタブレット端末を貸し出しする予定です。
 より多くの方々に、伝承館に訪れていただけるよう、スタッフ一同運営準備に拍車をかけてまいります。

研修室のご紹介(2020.06.29)

 今回は、研修室についてご紹介します。

 当館では、来館者の皆さまの学習の場として、下記のとおり研修室をご用意しております。

 席数:最大120人収容可能
 ※スライディングウォールでの間仕切りにより、分割使用

(研修室1:54名、研修室2:66名)も可能です。
 時間:9:00-17:00
 ※半日利用の場合 9:00-13:00もしくは13:00-17:00
 料金:6800円(研修室1 半日)~
 ※要事前相談、要件を満たす場合減免措置あり
 プロジェクター、音響設備 有

 

 具体的な使用手続き方法や減免措置の要件等は現在準備中であり、決定次第改めてお知らせいたします。

展示資料の搬入作業を行いました(2020.06.26)

 6月25日、仮収蔵庫から伝承館の展示室へ資料を一部搬入しました。今回搬入した資料は津波で根元からもぎとられ流されてしまった郵便ポストや一部がねじ曲がり、さらに津波の中で他のものと激しくぶつかった痕跡が残る道路標識など大型の資料が中心です。

 これらは津波の威力の凄まじさをものがたる貴重な資料であり、念入りに梱包、養生したうえで、慎重に作業を行いました。

 秋の開館に向けて、他の展示予定資料についても今後順次搬入してまいります。

(大型展示資料搬入の様子)
(展示ケースに設置された郵便ポスト)

展示室での作業風景と資料紹介(2020.06.24)

 現在の展示作業の様子をご紹介します。常設展示室では、資料を展示する作業をおこなっています。

 下の写真は福島第一原子力発電所の模型を展示準備している様子で、5つの展示ゾーンのうち、「災害の始まり」にて展示いたします。

 地震・津波発生、電源喪失、メルトダウン、水素爆発、放射性物質の放出など、原子力発電所内で起きた事象について、模型や映像を用いて紹介します。

 

(展示作業中の様子)
(福島第一原子力発電所の模型)

プロローグシアターの紹介(2020.06.23)

 今回は、伝承館のプロローグシアターについてご紹介します。
 館内の展示のなかで一番初めにご覧いただくのが、プロローグシアターです。
 展示の導入として、震災前の生活から、地震・津波・原発事故の発生、住民避難を経て、復興へ向かう歩みについて、床面を含めた7面の巨大スクリーンで表現します。
 その後、写真後方のスロープから2階の展示エリアへとお進みいただきます。
 展示エリアについては、現在も急ピッチで工事を進めているところではありますが、完成次第、順次ご紹介してまいります。

伝承館と双葉町産業交流センターの様子(2020.06.22)

 今回は、伝承館と双葉町産業交流センターの建設過程をご紹介いたします。

 上の写真は3月下旬、下の写真は6月18日に撮影した写真です。

 建物が完成した現在では、クレーンや工事関係者の車はなく、芝生や舗装がきれいに整備されている様子がわかります。今後も伝承館近辺の様子は紹介してまいりますので、ご期待ください。

(令和2年3月24日撮影)
(令和2年6月18日撮影)

伝承館への引っ越し完了(2020.06.19)

 6月17日、伝承館内に続々と事務用品が搬入され、ロビーにはソファーやマガジンラックが置かれました。スタッフも仮事務所から伝承館への移動を終え、引っ越しが完了しました。引っ越しに伴い、伝承館の所在地や代表電話番号等が変更になりましたので、改めてお知らせします。

 

所在地:〒979-1401

    福島県双葉郡双葉町大字中野字高田39

代表電話番号:0240-23-4402

 

 スタッフ一同、これからも伝承館の開館に向けて励んでまいりますので、開館まで今しばらくお待ちください。

(2階から撮影したロビーの様子)

地図記号「自然災害伝承碑」について(2020.06.17)

 今回は令和元年に新たな地図記号として作られた、「自然災害伝承碑」についてご紹介します。
 自然災害伝承碑は、過去に起きた津波、洪水、火山災害、土砂災害等の自然災害の情報を伝える石碑やモニュメントをあらわしており、福島県内においては6月12日現在、東日本大震災の伝承碑として4基(楢葉町:3基、白河市:1基)が国土地理院により公開されています。※

 自然災害伝承碑は国土地理院により公開されているもの以外にも、身近なところで多くみることができます。発見した際には、その地域でどのような災害が発生していたのかを考えてみると、防災・減災に関する新たな教訓を得られるかもしれません。
 伝承館においては、災害に関する情報を発信することで、そこで得た経験や教訓を伝える役割を果たしてまいります。

※全国では47都道府県174市町村563基が公開されています。
(詳細はこちら↓をご参照ください。)

https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/denshouhi.html

(国土地理院HPより引用)
(国土地理院地図より引用)(写真は楢葉町の天神岬スポーツ公園内)

伝承館代表電話番号のご案内(2020.06.16)

 東日本大震災・原子力災害伝承館については設置者である県から指定管理者である福島イノベ機構に対して建物の引渡しがなされました。

 今後は事務機器等の搬入作業等を進め、6月18日から新たな運営体制で臨むこととなります。

 なお、新型コロナウイルスの影響で展示エリアの作業が遅れたことから、開館は今年秋を予定しています。

 

 1 伝承館所在地

   〒979-1401

   双葉郡双葉町大字中野字高田39

 

 2 電話番号等【6月18日から】

   ●代表電話  0240-23-4402

        「双葉の ふるさと 震災を知って 忘れず 伝えよう」

         (0240 2 3   4  4    0   2)

   ●FAX    0240-23-4403

伝承館建物引渡し(2020.06.12)

 6月10日、福島県より、指定管理者である当機構に建物が引き渡されました。

 建物引渡し後は、館内外の状況について実際に説明を受けながら確認しました。

 新型コロナウイルスの影響により、高村館長は、この日が初めての訪問となり、展示内容等を熱心に確認していました。

 今後は、スタッフ一同、伝承館での業務開始に向けて準備を進めるとともに、万全の体制で皆さまをお迎えできるよう取り組んでまいります。

(福島県担当者より建物引渡しについての説明を受ける様子)
(展示内容について確認する様子)

SNSの更新について(2020.06.09)

 伝承館の「今」をこれまでHP中心にお伝えしてきましたが、HPに加えて、SNSの更新にも積極的に取り組んでまいります。
 Facebook、Instagram上でも当館の準備状況など順次掲載しますので、是非ご覧ください。

 

 Facebook:https://www.facebook.com/fukushimainnov/

 Instagram:https://www.instagram.com/fukushimainnov/

 

 本日は、お昼頃に撮影した伝承館の様子をお届けいたします。日差しは強いですが、風もあり爽やかな暑さでした。陽の光にガラスが映え、伝承館の外観がひときわ輝いて見えます。

 

アーカイブ広場の様子(2020.06.03)

 今回お伝えするのは、館の東側に広がるアーカイブ広場の6月1日現在の様子です。
 広場では芝生の養生を行っているところであり、徐々に芝生が根付き、緑が増えつつあります。
 これからも伝承館の整備の進捗状況や、周辺の景色の推移をお伝えしてまいります。

 

誘導サインが設置されました(2020.06.02)

 伝承館の周辺に誘導サインが設置されました。
サインで使用しているロゴは当館オリジナルのデザインです。
 お越しいただく際には、是非これらを目印にご来館ください。
 当館の隣に建設されている双葉町産業交流センターをはじめ、当館が立地する中野地区
一体となり、復興に向けた取り組みを着々と進めております。

 

伝承館建物の外観写真(2020.06.01)

 福島県相双建設事務所よりご提供いただいた、伝承館建物の外観写真です。
 館内の照明と夕暮れのグラデーションがとても綺麗です。
 現在は館内展示の工事が急ピッチで行われ、秋の開館を目指して準備を進めております。
 スタッフ一同、伝承館にて皆様にお目にかかれる日を心待ちにし、日々の業務に取り組んでおります。