福島イノベーション・コースト構想 企業紹介




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食と農を守る革新技術:植物ワクチンおよびその接種苗の実用化

川俣町

ベルグ福島株式会社

会社紹介

植物界におけるウイルス病は不治の病であり、国内における農作物の被害総額は年間1,000億円以上とも試算され、全世界では5兆円とも言われています。これらの被害は、化学農薬や耐性・抵抗性品種だけでは十分に防ぐことが困難であるため、私たちは植物ワクチン技術を利用したワクチン接種苗の実用化開発への取り組みを開始しました。これにより、防除効果及び環境安全性の高い予防技術を産地へ提供することが可能となり、福島県下における農業復興と事業化による雇用創出等へも貢献できると考えています。

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福島イノベ地域を選んで

当社は川俣町からの企業誘致を受け、東日本大震災後の2014年に川俣町に設立され、2015年度より野菜苗の生産・販売を行ってまいりました。その後、イノベ機構の整備により各種支援制度が設けられていることを知り、これらを活用し、かねてより有用な防除技術として着目していた植物ワクチンの開発および実用化に本格的に着手しました。支援制度は、補助金だけでなく、税制優遇や各種マッチング、さらに事業PRの機会も多くいただきました。特に大阪・関西万博への出展は、当社製品や技術を広く発信する貴重な機会となりました。これにより、研究開発から実用化・事業化、そして普及まで一貫して支援を受けることができ、一企業だけではなし得ない成果を得ることができました。

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担当者からひとこと

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様々な支援制度を活用したことで、植物ワクチンの開発及び実用化を加速することができ感謝しています。今後は、実用化した技術について、生産者をはじめとした実需者への認知度を高め、市場への浸透を図っていきたいです。

使用した支援制度

■ 地域復興実用化開発等促進事業費補助金

福島県が浜通り地域等の早期産業復興を目的に、イノベ構想の重点分野において、地元企業等または連携事業者による実用化開発を支援する補助金制度です。

■ イノベ税制

新産業創出等推進事業促進区域内において、新産業創出等推進事業を行う事業者に対する課税の特例措置です。

業務実績

当社では、人工光利用型および太陽光利用型育苗施設を活用し、高品質な苗の安定生産に取り組んでまいりました。現在は、年間800万本の野菜苗を生産し、それらを福島県を中心とした東日本の野菜産地へ出荷しています。また、令和7 年2 月には約5,000 ㎡の太陽光利用型育苗施設を増設し、生産能力の拡大にも努めております。研究分野においては、世界で初めて複数種の植物ワクチンを同時に接種した植物ワクチン接種苗を実用化するなど、日本の農業に資する商品開発および提供を行っています。

ベルグ福島株式会社

本社
〒960-1408 福島県伊達郡川俣町大字羽田字曽利田10-1
TEL:024-572-6393 鶴沢農場
〒960-1406 福島県伊達郡川俣町大字鶴沢字雁ヶ作92-1
https://berg-fukushima.com/ ベルグ福島会社資料

作成日:2026年3月