福島イノベーション・コースト構想 企業紹介




  • 廃炉
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東日本大震災という国難を通じて集積した技術を軸に、 ダイヤモンド半導体の社会実装を実現し、 日本発の次世代半導体産業を創造しリードする

大熊町

大熊ダイヤモンドデバイス株式会社

会社紹介

ダイヤモンド中性子検出システムの開発

弊社のダイヤモンド検出器は、非常に放射線が高い環境にも遮蔽なしで耐えることが期待されています。加えてガンマ線の影響をほとんど受けず、中性子線を高精度で検出できるため、燃料デブリの取り出し作業中に中性子線量を計測し、迅速なリスク判断が可能となります。これにより、燃料デブリの取り出しが更に安全かつ迅速になり、廃炉計画の進展へ貢献することができます。

また、この検出器を用いて燃料デブリを仕分けることが可能となれば、核廃棄物処理施設の規模を大幅に抑えることができる可能性があります。

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福島イノベ地域を選んで

福島第一原発事故は、技術と社会の関係を根本から問い直す出来事でした。
次の世代に解決を託すのではなく、いまを生きる私たちこそが、その課題に真正面から向き合う責務があると考えています。廃炉という極限環境では、放射線耐性など従来の技術では対応が困難な場面が多くあります。その課題に応えるために生まれたのが、我々の手がけるダイヤモンド半導体です。
そして今、社会実装に向けた第一歩として、我々は世界初となるダイヤモンド半導体工場を福島県大熊町に建設しています。社名にその名を冠し、工場立地にも選んだのは、福島第一原発がある大熊町から、希望を築いていきたいと願ったからです。
我々が見据えているのは、原発に限った活用ではありません。宇宙・安全保障や次世代通信など、未来を支える産業基盤に応用されてこそ、この技術は本当に意味を持つと考えています。福島から始まった挑戦が、より持続的で安全な社会を支える力へと育っていく、その可能性を、現実のものにしていきたいです。
次の時代に必要な産業を、福島の地から世界へ。
それが、我々の挑戦です。

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担当者からひとこと

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開発実験において、測定関連の企業・機関と連携することができれば、研究開発のさらなる加速が見込まれます。加えて、中通りや会津地域を含めた連携が実現すれば、マッチング可能な企業の多様性が高まり、取り組みの幅が一層広がることが期待されます。

使用した支援制度

■ 自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金

原子力災害被災地域での雇用創出と産業復興を目的とした、国の支援補助金制度です。

■ Fukushima Tech Create

福島県浜通り地域等での起業・創業を支援し、技術やサービスを生み出すプレーヤー育成を行うスタートアップ支援プログラムです。

■ 地域復興実用化開発等促進事業費補助金

福島県が浜通り地域等の早期産業復興を目的に、イノベ構想の重点分野において、地元企業等または連携事業者による実用化開発を支援する補助金制度です。

■ 企業立地促進税制

被災事業者の事業再開及び新規事業者の立地を支援するため、避難解除区域等において、避難解除等区域復興再生事業を行う事業者に対する特例措置です。

業務実績

大熊町との立地協定締結、企業立地補助金の交付決定もあり、大熊中央産業拠点での工場建設を令和7年3月より開始、令和8年夏に建設完了予定となっています。
浜通り及び大熊町での活動により、各メディアへの掲載が増えており、テレビ朝日「報道ステーション」にも弊社工場が取り上げられました(放送日:令和7年3月11日)
また前述したメディア掲載や福島廃炉産業ビジネス総合展等のイベントに出展することで、弊社認知度の向上と企業マッチングが促進しています。

大熊ダイヤモンドデバイス株式会社

本社
〒001-0021 北海道札幌市北区北21条西12丁目2 北大ビジネススプリング
TEL:011-792-7156 福島支社
〒979-1308 福島県双葉郡大熊町大字下野上字清水230(大熊インキュベーションセンター内)
大熊ダイヤモンドデバイス第一工場
〒979-1308 福島県双葉郡大熊町大字下野上字原94-8(大熊中央産業拠点区域内)
つくば研究所
〒300-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1 産業技術総合研究所 中央事業所2群 2-6棟 B-111a
https://ookuma-dd.com/

作成日:2026年3月