3次元データ3Dモデル可視化ツール【HoloLens×GyroEye】を使った作業効率・生産性向上の検証(株式会社草野測器社)

■実施日:2020年10月19日、11月25日~26日
■実施者:株式会社草野測器社
■使用施設:試験用橋梁、試験用トンネル

【実施内容】
株式会社草野測器社はHoloLens2を使用し図面・3Dデータと現場の違いを確認しました。
また現場-事務所間での作業指示・検査(遠隔臨場)など検証しました。

1)橋梁・トンネル内のひび・割れの状況のマーキング(朱書き)機能の効果を検証
今後は、実現場で使用し、作業効率の改善事例を収集します。
2)維持メンテナンスの分野での検査データや図面と現況に位置合わせの検証
今後は位置精度の機能を向上させ実現場で使用することを目指しています。
3)5Gを利用した遠隔臨場
現場と事務所(想定)をつなぎ、完成検査に対応できることを確認しました。
また、4Gと5Gの違いを検証した結果、5Gでは3Dモデルの鮮明さや映像通信の遅滞がないことも確認しました。
今後は、ローカル5Gの活用手段としてHoloLensビューワを実現場でも使用することを目指しています。