零式人機 ver.2.0 デモンストレーション撮影および展示

■実施日:2022年7月15、16日、9月13、14、15、16日
■実施者:株式会社人機一体
■使用施設:市街地フィールド、試験用橋梁、試験用プラント、屋内試験場

【実施内容】

株式会社人機一体が JR 西日本と日本信号株式会社と共同研究開発を行った『零式人機 ver.2.0』の、デモンストレーションの撮影および、ロボテス EXPO での展示が実施された。

『零式人機 ver.2.0』は、危険を伴う高所作業などを、人間の代わりに行なうことを想定して開発された PoC(※)試作機である。ロボットが手に持ったものの硬さや重みが操縦桿を通して操縦者へフィードバックされるシステムを備えているため、これまでの重機では難しかった、細かい作業を行なうことが可能となっている。

デモンストレーションでは、信号機の取付や壁面塗装、打音検査など、幅広い作業に対応可能なことが示され、高い汎用性がアピールされた。

同機は零式人機 ver.1.2 とともに9月開催のロボテスEXPOでも展示された。

※PoC・・・Proof of Conceptの略で、新しい手法、理論、アイデアなどが実現可能なものかどうが確認するための検証行程(「weblio辞書」参照)

  
信号機の取付作業               壁面塗装

  
ロボテスEXPO(左 ver.1.2)     ロボテスEXPO(鐘を鳴らすデモ)