「第3回海のアバターの社会実装を進める会」を開催しました。

2021年12月10日(金)~11日(日)の2日間に渡り、「第3回 海のアバターの社会実装を進める会」を福島ロボットテストフィールドにて開催致しました。

本イベントは、過去の開催に引き続き、水中ロボット(ROV)の普及を通じた海洋産業発展を目指して開催致しました。今回は初の試みとして福島ロボットテストフィールドと最も近い漁港である請戸漁港や長崎県の島原漁港を活用させていただき、より実践的なデモンストレーション等を実施致しました。

本イベントでは ①『水中ロボットを中心とした海洋産業の「今」と「未来」』をテーマにした特別シンポジウム ②小型遠隔操縦型水中ロボット(ROV)専門事業者による展示・実演等 を行い、2日間の会期中には前回の開催を大きく上回る延べ255名の来場者(オンライン視聴者を含む)が参加しました。

実施内容

①特別シンポジウム 『水中ロボットを中心とした海洋産業の今と未来』

プログラム

  1. 『福島ロボットテストフィールドの紹介と海のアバターの社会実装を進める会への期待』
    • 福島ロボットテストフィールド 副所長 秋本 修 氏
  2. 『福島の復興・創生の実現に向けて』
    • 復興庁 統括官 由良 英雄 氏
  3. 『モノづくりで社会貢献 -南相馬発の水中ロボット「ラドほたる」-』
    • 株式会社タカワ精密 取締役 渡邉 光貴 氏
  4. 『洋上風力発電における低コスト技術開発と水中ロボットの活用』
    • 東洋建設株式会社 土木事業本部 洋上風力部 部長 北畑 貴史 氏
  5. 『テクノロジーで実現する持続可能な水産養殖の実装を目指して』
    • ウミトロン株式会社 マネージャー 浅野 由佳理 氏
  6. 『人支援ロボットの開発と人材育成』
    • 福島大学 共生システム理工学類 教授 高橋 隆行 氏
  7. 『海のワイヤレス技術』
    • 電子情報通信学会 通信ソサイエティ UWT研 委員長 吉田 弘 氏
  8. 『産/学/官の連携による海洋産業創出を目指して-フィールド実証から社会実装に向けて-』
    • 長崎県産業労働部 参事監 兼 長崎大学研究開発推進機構 機構長特別補佐 森田 孝明 氏

You Tube 動画リンク

②小型遠隔操縦型水中ロボット(ROV)専門事業者による展示・実演等

実演内容

ROVの運用デモンストレーション/ROVの操作体験・フリーデモ/
遠隔地からのデモ中継(請戸漁港、島原漁港)/ROVの実験航行デモ

協力企業

ROVの展示・実演:広和、コスモス商事、スペースワン、タカワ精密

You Tube 動画リンク

写真

お知らせ

より詳細な実施内容は、下記の実施報告書をご参照ください。

実施報告書_第3回 海のアバターの社会実装を進める会

ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

第3回 海のアバターの社会実装を進める会 イベント特設ホームページ
https://marineavatar.jimdosite.com/

メディア掲載

●電波新聞デジタル(12月2日公開)
「海のアバター」めざしデモやシンポ 水中ロボ巡り福島で10、11日
https://dempa-digital.com/article/258801

●電波新聞デジタル(12月13日公開)
「分身」同様に水中で活躍するロボット 福島で活用推進をめざす催し、廃炉や復興支援の一助に
https://dempa-digital.com/article/262005

●電波新聞・電波新聞デジタル(12月14日公開)
海洋産業で水中ロボ活用へ 福島・南相馬でデモやシンポ
https://dempa-digital.com/article/262136

●福島民報 浜通り版(12月18日公開)
水中ロボの性能理解 原町でイベント

●ドローンジャーナル(12月21日公開)
【藤川理絵の水中ドローン最前線】vol.12 広和ROVやBoxfishの操縦体験も
-「海のアバターの社会実装を進める会」福島RTFで2日間開催-
https://drone-journal.impress.co.jp/docs/special/1183978.html

●Internet Watch(1月26日公開)
「水中ドローン」を社会で使うために海でデモ、スラスターの動作や、レーザー給電、高難度ミッションへの挑戦も
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/1382265.html