「第2回 海のアバターの社会実装を進める会」

12月4日(金)~6日(日)の3日間に渡り、「第2回 海のアバターの社会実装を進める会」を福島ロボットテストフィールドにて開催致しました。
本イベントは、2019年度に伊豆大島で開催した第1回に引き続き、海中ロボット(ROV)の普及を通じた海洋産業発展を目指して開催致しました。今回は初の試みとしてオンラインでのイベント参加者を受け入れるとともに、「水中ロボットコンベンション in JAMSTEC 2020 ~海と日本プロジェクト~」(主催:日本ロボネット)との相互中継、「CEATEC 2020 ONLINE」(主催:CEATEC実施協議会)会場におけるライブ配信を実施し、幅広い層への普及啓発を目指しました。

本イベントでは ①『ロボット×海×人』をテーマにした特別シンポジウム ②ロボットテストフィールド屋内水槽試験棟でのROVデモンストレーション・操縦体験 ③ROVの遠隔操縦 を行い、3日間の会期中に延べ130名を超える来場者(オンライン視聴者を含む)が参加しました。

内容

①特別シンポジウム『ロボット×海×人 -最先端ロボットがもたらす新たな産業・新たな暮らし-』

プログラム(You Tubeの講演動画へリンクします)
  1. 「福島ロボットテストフィールドの紹介と水中ロボットへの期待」:秋本 修(福島ロボットテストフィールド 副所長)
  2. 「海洋エネルギー関連産業のクラスター形成を目指して」:森田 孝明(長崎県産業労働部 参事監 兼 長崎大学研究開発推進機構 機構長特別補佐)
  3. 「世界の水中ドローンメーカーのご紹介」:小林 康宏(株式会社スペースワン 代表取締役)
  4. 「アバターロボットがもたらす新たな暮らし」:深堀 昂(avatarin株式会社 代表取締役CEO)
  5. 「ロボティクス技術を活用した海洋産業への取り組み」:嵩 裕一郎(ヤンマーホールディングス株式会社 中央研究所 上級指導職)
  6. 「陸・海・空のロボット教育の取組み」:北原 達正(子どもの理科離れをなくす会 代表)
  7. 「海中産業の創出を目指す産業界の取組み」:野田 健太(ALANコンソーシアム)

②ROVデモンストレーション・操縦体験

実演内容

ROVの水中投入/基本動作・映像撮影/ターゲット観測/水流発生時のROV操作/
ペイロード搭載ROV航行試験/参加者による操縦体験 など

協賛企業

ROVデモンストレーション・操縦体験:広和(株)、コスモス商事(株)、(株)スペースワン
ROV関連製品等の展示・紹介:ミサゴ(株)

③ROVの遠隔操縦

実演内容

福島ロボットテストフィールド屋内水槽試験棟にて、JAMSTEC水槽内(横須賀)のROVの遠隔操縦を実施。

写真

お知らせ

より詳細な実施内容は、下記の実施報告書をご参照ください。

第2回海のアバターの社会実装を進める会 実施報告書

ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
次回以降の開催も検討しておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

なお今回のイベントの映像アーカイブを、以下のHPにて公開しています。イベントに参加出来なかった方や当日の様子をもう一度見たい方など、ぜひご覧ください。

第2回 海のアバターの社会実装を進める会 イベントHP
https://marinetech.jimdosite.com/

メディア掲載

本イベントの模様がメディアで紹介されました!

■INTERNET Watch(12/9公開)
「水中LAN」で海底や魚の3Dデータを取得、ALANコンソーシアムが研究開発を計画
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/1293759.html

■INTERNET Watch(12/11公開)
「水中ドローン」と「水中ロボット」は何が違う?世界の水中ドローンメーカーと福島ロボットテストフィールドを紹介https://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/1293773.html

■INTERNET Watch(12/22公開)
水中ドローン/水中ロボットを操縦体験!福島ロボットテストフィールドの屋内水槽試験棟
「第2回 海のアバターの社会実装を進める会」ロボット実演会場レポート
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/1295890.html