プロローグシアター
大型スクリーンで東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に関する約5分間の動画を視聴していただきます。福島県出身の俳優、故・西田敏行さんがナレーターとなり、福島第一原発の建設や地震、津波、原発事故と住民避難、復興や廃炉について、実際の映像やアニメーションを交えて語ります。通常は15分おきに上映しています。スクリーン裏の壁面には震災・原子力災害関連の年表があります。
当館は東日本大震災と原子力災害について、発災前の地域像を示す資料、発災当時およびその後の避難生活を示す資料などを約30万点収蔵しており、このうち約300点を常設展示室に展示しています。
地震、津波、原発事故の被害を伝える実物資料や証言映像に加え、タッチパネル、模型などもあり、未曽有の複合災害に理解を深めることができます。
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大型スクリーンで東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に関する約5分間の動画を視聴していただきます。福島県出身の俳優、故・西田敏行さんがナレーターとなり、福島第一原発の建設や地震、津波、原発事故と住民避難、復興や廃炉について、実際の映像やアニメーションを交えて語ります。通常は15分おきに上映しています。スクリーン裏の壁面には震災・原子力災害関連の年表があります。
震災前の暮らしから地震と津波、原発事故発生までを時系列で知ることができます。発災前については福島県相双地域の文化や生活、原発との関わりを伝えます。発災後については津波の威力を物語る実物資料、原発事故の原因を解説する映像、事故直後の東京電力福島第一原発を再現した模型を展示しています。
テーマ①:事故前の暮らし ②:東日本大震災 地震と津波の記録 ③:原子力発電所事故の発生 ④:災害対策本部の記録
原発事故発生直後の混乱や避難先を転々とした生活の過酷さ、国内外の反応と支援について伝えます。発災から一週間の対応の様子などを伝える大画面の映像や、入院患者らの過酷な避難を伝える展示物により、当時の緊迫した状況を知ることができます。
テーマ①:避難の開始 ②:県内に広がる不安 ③:国内外の反応と支援
原発事故によって奪われた平穏な暮らしについて、様々な県民の想いを自分事として感じることができます。
津波や原発事故で被災した方や行方不明者捜索に携わった消防士らの証言映像と、被害の大きさを示す実物、思い出の品々の展示を組み合わせて伝えます。
テーマ①:災害時に感じた不安・恐れ ②:楽しかった学校生活・突然の別れ ③:家族や地域生活との別れ・変化 ④:生活基盤の変化・将来への想い ⑤:避難指示とメッセージ
様々な分野で今なお続く、原発事故後の影響を学ぶことができます。原発事故で飛散した放射性物質を取り除く「除染」、除染土の「中間貯蔵施設」、農産物などの風評払拭、長期避難による人口の減少などについて、視覚的に理解できる資料や専門家の解説映像などを展示しています。
テーマ①:除染 ②:風評の払拭 ③:長期避難への対応 ④:健康に関する取り組み ⑤:一時帰宅・避難者・仮設住宅
未曽有の複合災害という困難を乗り越え復興に挑戦する福島県の姿を紹介しています。事故後の東京電力福島第一原発で進められている廃炉作業の解説、ALPS処理水の解説動画、理想のまちをつくる「まちづくりシミュレーター」、災害対応ロボット「MISORA」の展示などがあります。
テーマ①:復興の歩み ②:廃炉の今 ③:福島イノベーション・コースト構想 主要プロジェクト ④:震災前のまち ⑤:県民によるチャレンジ
屋外には津波被害によりほとんど原型をとどめていない消防車が展示されています。当館敷地近くで発見されました。変形具合から津波の威力を想像できます。また、津波で変形したガードレールや、原発事故前に双葉町内に設置されていた原子力広報標語の文字パネルの実物大レプリカも展示しています。
1階エントランスと2階ギャラリーには報道写真があり、3階海のテラスからは津波被災地が一望できます。