東日本大震災・原子力災害伝承館

福島県では、災害の記録と記憶を国や世代を越えて伝えるとともに、復興に向けて力強く進む福島県の姿や、これまで国内外からいただいた御支援に対する感謝の思いを発信する「東日本大震災・原子力災害伝承館」の整備を進めています(令和2年夏開館予定)。 この伝承館はイノベ構想における情報発信拠点と位置づけられており、地震や原子力災害および復興の過程を示す資料を収集保存して未来に残すとともに展示して災害・復興に関する情報を発信し、さらにフィールドワークやワークショップ等の研修プログラム等を実施してまいります。 福島県公式HP(東日本大震災・原子力災害伝承館)はこちら。

伝承館の基本理念

世界初の甚大な複合災害の記録や教訓とそこから着実に復興する過程を収集・保存・研究し、風化させず後世に継承・発信し世界と共有することは、被災を経験した人々の共通の想いです。「東日本大震災・原子力災害伝承館」では、特に福島だけが経験した原子力災害をしっかり伝えることとし、以下の3つの基本理念を掲げます。

〇原子力災害と復興の記録や教訓の「未来への継承・世界との共有」
〇福島にしかない原子力災害の経験や教訓を生かす「防災・減災」
〇福島に心を寄せる人々や団体と連携し、地域コミュニティや文化・伝統の再生、復興を担う人材の育成等による「復興の加速化への寄与」

利用案内(予定)

〇開館時間
 午前9時から午後5時
〇休館日
 火曜日及び12月29日~1月3日
〇展示入館料
 大人600円 小中高:300円
 大人団体(20名以上):480円 小中高団体(20名以上):240円
 ※入館料は1名あたりの金額です。
○研修室利用
 最大120名収容 8300円~(要事前相談)
〇住 所
 福島県双葉郡双葉町大字中野字高田39 >>Google Map
〇交通案内
 ・東北新幹線利用 東北新幹線郡山駅から車で約2時間半
 ・電車 東京駅から最寄の双葉駅まで特急ひたち利用で190分
     仙台駅から双葉駅まで特急ひたち利用で80分
 ・自動車  いわき市内から約1時間
       仙台市内から約2時間半

○問い合わせ先
(福島イノベ機構 アーカイブ拠点準備室)
 電話:024-581-6896
 Mail: archive「@」fipo.or.jp

展示案内

展示室では約22万点におよぶ収蔵資料を活用し展示を行います。

(1)プロローグ(導入シアター)

展示の導入として、震災前の地域の生活、地震・津波そして原子力発電所事故の発生から住民避難、復興や廃炉に向けた取組について、床面を含めた7面スクリーンの映像を使い発信します。

(2)災害の始まり

震災前の平穏な日常から、地震と津波、それに続く原子力発電所事故。事故前・事故発生時・事故直後の経過を時系列でたどり、原子力災害の始まりを克明に、臨場感と共に発信します。

(3)原子力発電所事故直後の対応

原子力発電所事故後の避難、避難生活の変遷、国内外からの注目など、原子力発電所事故発生直後の状況やその特殊性を、証言などをもとに振り返ります。

(4)県民の想い

震災前の平穏な「故郷の日常」と、その「日常」が原子力発電所事故を機にどのように変わってしまったのか、様々な県民の想いを、証言や思い出の品などの展示を組み合わせて発信します。

(5)長期化する原子力災害の影響

原子力災害が長期化する中で、発生した様々な影響とその対応について資料や解説を通し学んでいただく場とします。

(6)復興への挑戦

困難を乗り越え復興に挑戦する福島県の姿を紹介。
廃炉作業の進捗、福島イノベーション・コースト構想などの行政の取組、そして県民が取り組む復興へのチャレンジに関する情報を発信することにより、県内の他施設、地域への回遊を促すとともに、まちづくり体験等により、来館者の方々に福島の未来について考えていただくきっかけを作ります。