FAQ採用についてのよくある質問

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勤務形態について

Q

勤務地はどこですか。

A
伝承館(福島県双葉町)の研究室で勤務いただきます。
Q

地方公務員とは違うのですか?

A
公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構の職員となります。地方公務員ではありませんが、地方公務員とほぼ同等の勤務条件となります。
Q

休日について教えてください。

A
毎週火曜日(休館日)を含む2日間(週休2日のシフト制)、祝日、12月29日から翌年の1月3日までの日が休日となります。
Q

休暇の制度を教えてください。

A
年次有給休暇をはじめ、妊娠・出産・育児に関係する休暇、慶弔休暇、夏季休暇、介護休暇、ボランティア休暇などがあります。
Q

通勤手当は支給されますか。

A
距離及び通勤手段等に応じて支給いたします。
車を利用する場合は駐車場の利用も可能です。
※伝承館へのアクセスはこちらを参照ください。
Q

競争的資金の獲得はできますか。

A
文部科学省の「研究機関指定」など、令和5年4月時点で受入ができるよう各種手続きを進めているところです。
Q

兼業はできますか。

A
兼業先の勤務日数及び時間を踏まえ、各種書類による申請のうえで、伝承館で実施している研究に支障がない範囲で、非常勤講師による教育歴など研究者のキャリア形成のため認めております。


採用試験について

Q

選考はどのようにして行われるのですか。

A
応募書類提出後、書類選考(第1次選考)を実施し、合格者は面接試験(第2次選考)を受けていただきます。選考結果は試験終了後日、文書により通知いたします。
Q

応募に必要な学位や研究実績などはありますか。

A
修士課程修了(または見込み)が最低条件で、専門分野は問いません。もちろん博士課程修了または在籍中の方も応募可能です。研究員には、将来、東日本大震災及び原子力災害に関する研究・教育に携わっていくことが期待されるところですので、関連した論文、学会発表等の実績が複数あることや、福島に関する知見を持ち、研究や教育に携わった実績があると有利です。
Q

選考では何が重視されますか。

A
東日本大震災や原子力災害に関して、被災地の中に身を浸しながら新規性・独自性のある研究成果を継続的に産み出し、研修を充実させる業務にも積極的に取り組めるのか。また、将来に渡って東日本大震災及び原子力災害研究のトップランナーとして、研究・教育を司る意欲があり、それを裏付ける基礎的な研究や教育能力があるか。この2点を重視します。
Q

福島に関する研究の実績があることは必須条件ですか。

A
現時点での福島や災害についての知識や専門性の多寡、研究実績の有無は問いません。ただし採用後は、東日本大震災や原子力災害についての基礎的知見を速やかに吸収し、自身の専門性に結び付けて研究実績を生産する能力と意欲は欠かせません。
Q

専門としてきた学問分野は選考に影響がありますか。

A
人文社会科学を基本とし、どのような分野からも応募可能です。社会学、心理学、政治学、経済学、教育学、工学、リスク論、コミュニケーション論、自然災害科学、防災学、環境解析学、環境保全学、放射線化学、化学物質影響学、保健医療学はじめ、多様な学問分野の方々にご応募いただけます。
原子力災害、福島に関係する研究業績がある場合には、当然それを考慮して選考します。また、研究員には当館の上級研究員(非常勤)や、国内外の研究機関や研究者と協力し、社会科学的な研究を行っていただきますので、その能力や経験が一定程度あるほうが有利です。
Q

採用試験を受けるか迷う時に、疑問点を事前に相談する窓口はありますか?

A
東日本大震災・原子力災害伝承館事業課が受付の窓口になりますので、お気軽にお問合せください。
電話番号:0240-23-4402


採用後の業務内容について

Q

「展示」と研究員の活動はどのようにつながるのですか。

A
展示やその資料の収集・管理については専門のスタッフがいますので、直接研究員がその解説等の業務に普段からつくことはありませんが、研究の成果が展示に反映されていくことは、研究員に期待されるところです。
Q

「研修」と研究員の活動はどのようにつながるのですか。

A
研究活動の成果をもとに、東日本大震災及び原子力災害について深く学ぶための「専門研修プログラム」の企画及び実施等に関わっていただきます。
Q

研究等を進める上でアドバイザーや研究協力者はつきますか。

A
それぞれの研究員に対して、館長・上級研究員(非常勤)がメンターとして、研究等のサポートをします。
Q

外部の研究者との交流の機会はありますか。

A
伝承館では、関係国際機関、学会、外部の研究機関と連携しながら研究を進めています。その中で、様々な外部研究者との交流の機会が生まれると思います。
Q

伝承館の研究員の職務は大学研究者に近いものか、シンクタンクの研究員に近いものか、どちらでしょうか。

A
その2つの比較で言うならば、自分自身で問いを設定して解く大学研究者寄りの研究職です。
伝承館として進める研究はあるものの、一定の枠組みの中で、自ら問いを設定してそれを解くことを目指していただきます。伝承館の目的を踏まえた上での、個人の関心や専門領域を活かした研究にも取り組んでいただき、その中で独創性のある研究が生まれることも望まれます。
Q

研究員の任期完了後は、どのようなポストにつけるのでしょうか。

A
大学や研究機関にて、ここで学んだ知見を活かしていただければと思います。もちろん、研究員の任期終了後に研究職につけるとは断言はできませんが、伝承館で研究員として研鑽を積むことは、他の場では得られない専門性・独自性を与えうるものです。東日本大震災や原子力災害に関する研究対象には、人類が経験した世界史的な危機として様々な学問領域において活かしうる教訓が眠っています。ここに眠る研究の原石を掘り出す力、それを磨き上げ、世に示す経験をもつことは、自分が望む研究キャリアを切り拓く上で大きな武器になるでしょう。