令和3年度「Fukushima Tech Create」支援先決定
- 産業集積
- Fukushima Tech Create
福島イノベーション・コースト構想推進機構では、浜通り地域等15市町村(イノベ地域*)において「起業・創業」を目指す企業や個人等を強力に支援するため、昨年度から「Fukushima Tech Create事業(FTC事業)」を立ち上げております。
このたび、創業支援の実績豊富な専門事業者からの伴走支援を受けることができる「FTC事業」のプログラム参加者の募集を行ったところ、全国から多数の応募をいただき、33者の支援先が決定いたしましたので、以下のとおり各プログラムの概要及び下表のとおり支援先の概要についてお知らせいたします。
*イノベ地域:いわき市、相馬市、田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、
大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、新地町、飯舘村
〇Fukushima Tech Create(3プログラム)の採択内容
①ビジネスアイデア事業化プログラム
応募件数:36件、採択件数20件
採択分野:廃炉1件、ロボット・ドローン6件、エネルギー・環境・リサイクル9件、
農林水産業6件、医療関連5件、航空宇宙1件
※一部重複あり
②地域未来実現プログラム
応募件数:17件、採択件数6件
採択分野:ヘルスケア2件、一次産業担い手不足1件、減災・防災1件、
教育1件、農林漁業1件、医療介護1件
※一部重複あり
③アクセラレーションプログラム
応募件数:28件、採択件数7件
採択分野:廃炉1件、ロボット・ドローン3件、エネルギー・環境・リサイクル2件
農林水産業3件、医療関連1件、航空宇宙1件
※一部重複あり
(下表)PDF版はこちらをクリック
〈参考〉
1「Fukushima Tech Create」の事業内容
福島イノベーション・コースト構想の実現に向け、新たなプレーヤーを呼び込み、産業の集積を図るため、イノベ地域において起業・創業を目指す優れた事業シードを発掘し、事業化に至るまでの様々な支援を行う以下の3つの事業。
(1)「3つのプログラム」による支援実績豊富な専門事業者からの伴走支援
(2)試作品開発や市場調査、実証などに関する最大1,000万円までの助成金
(3)ビジネス化をより現実的かつ早期に達成するためのFTCサポーターによる支援
2 上記(1)の3つのプログラムの概要
以下のプログラム参加者に対して、豊富な支援実績を有する専門事業者による起業・創業ステージに 応じたアイデアの具現化、事業計画のブラッシュアップ、技術的アドバイス、マッチング機会の提供、販路開拓、ピッチイベント等の登壇機会の提供などを行います。
①ビジネスアイデア事業化プログラム(伴走支援者:㈱クリーク・アンド・リバー社)
福島イノベ構想重点6分野(廃炉、ロボット・ドローン、エネルギー・環境・リサイクル、農林水産業、医療関連、航空宇宙)で起業や事業化等の新たなチャレンジを志向する者向けの支援プログラム
②地域未来実現プログラム(伴走支援者:デロイトトーマツコンサルティング(同))
イノベ地域における社会・地域課題をテーマとして、これを解決することを目的とした起業や新事業展開を志向する者向けの支援プログラム
③アクセラレーションプログラム(伴走支援者:㈱リバネス)
イノベ構想重点6分野(廃炉、ロボット・ドローン、エネルギー・環境・リサイクル、農林水産業、医療関連、航空宇宙)での事業化を目指す、又は、社会・地域課題解決に向けた新事業展開を行なおうとするアーリーステージ等にある者向けの支援プログラム