伝承館「七夕」イベント始まる

東日本大震災・原子力災害伝承館の「七夕」イベントは6月16日(水)、館内1階エントランスホールで始まりました。7月15日(木)まで、福島県双葉町両竹(もろたけ)地区で採れた竹に、東日本大震災に対する思いや復興への願いなどを書いた短冊を飾り付けできます。

【写真説明】双葉町両竹地区の竹に短冊を飾り付ける来館者

伝承館の七夕イベント開催は初めてです。高さ約6メートルの竹や短冊記入コーナーを設けています。初日は学生らが、「福島が元気になりますように」や「あの時の気持ちを絶対に忘れない」などと記した短冊を双葉の竹に飾り付けていました。

現在募集している双葉郡の児童生徒の願い事も順次、公開する予定です。

双葉町両竹地区は沿岸部にあり、昨年3月、東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が解除されました。伝承館の立地する双葉町中野地区に隣接しています。