東京大学大学院情報学環開沼博(伝承館上級研究員)研究室「福島学カレッジ」が 第2回「PLIJ STEAM・探究グランプリ」を受賞
東京大学大学院情報学環・開沼博研究室(以下、開沼研究室)が東日本大震災・原子力災害伝承館を拠点に実施する探究・STEAM教育プログラム「問う力を磨き実践する探究プログラム『福島学カレッジ』」が、一般社団法人 学びのイノベーション・プラットフォーム(PLIJ)が主催する第2回「PLIJ STEAM・探究グランプリ」において、全国11件のグランプリの一つとして選出されました。東京大学関係者で初&福島県関係団体で初の同賞受賞です。
■ 受賞概要
受賞名
第2回「PLIJ STEAM・探究グランプリ」グランプリ
受賞者
東京大学大学院情報学環 開沼博研究室
および 協力機関(東日本大震災・原子力災害伝承館、福島国際研究教育機構)
受賞プログラム
「問う力を磨き実践する探究プログラム『福島学カレッジ』」
表彰式
2026年1月26日(月)16:00~ 受賞者報告会にて、以下の受賞内容を発表しました
報告資料:第2回PLIJ STEAM・探究グランプリ表彰式.pdf
会場
東京大学生産技術研究所 駒場Ⅱキャンパス コンベンションホール(ハイブリッド)
■ 「福島学カレッジ」について
「福島学カレッジ」は、東京大学大学院情報学環開沼博研究室が中心となり、福島の震災・原子力災害を探究の起点として、中高生が研究者やアーティストと伴走しながら、大学レベルの研究・プロとして通用する表現の両面から社会と向き合う合宿型・実践型の探究学習・STEAM教育プログラムです。
本プログラムは「研究コース」と「表現コース」で構成され、参加する生徒たちが自ら問いを立ててフィールドワーク、インタビュー、データ分析などを進め、学会発表や作品展示といった形で成果を社会に発信してきました。
大学と地域が連携し、「一般的な学習を超えた高度な研究・表現を主体的・対話的に進める新しい教育モデル」として、今後の全国展開が期待されています。
■ 開沼博(東京大学大学院情報学環 教授、当館上級研究員)コメント
「福島学カレッジは、3.11被災地という重層的な課題を抱える現場を舞台に、子どもたち自身が“問いを立てる力”を育み、社会とつながりながら学ぶことを目指してきました。今回の受賞は、福島の地域の皆さま、協力機関、そして何より挑戦し続けてきた中高生一人ひとりの成果です。主体的・対話的で個別最適な学びを実践する本モデルを全国へと展開し、探究学習とSTEAM教育の新しい地平を切り拓いていきたいと考えています。」
■ 今後の展望
開沼研究室では、本受賞を契機として、福島県内外の教育機関・自治体との連携強化、探究学習・STEAM教育の体系化とモデル化、既に複数の実践事例がうまれはじめた全国各地での「福島学カレッジ」型プログラムの展開を進め、「地域×大学×若者」が協働する新しい学びのプラットフォーム構築を目指してまいります。
