「失われたバラ園」モデルの双葉ばら園主、10/17特別講演

バラ園がありました。

それはそれは、美しいバラの花園でした。

 

双葉町の観光名所として知られた「双葉ばら園」をテーマに描いた絵本「失われたバラ園」の一節です。

当館で開催中の企画展「絵本から学ぶ  子どもに伝える大震災」で、「失われたバラ園」とその原画を展示しています。

「失われたバラ園」は、「クイーンエリザベス」というバラが主人公です。園長である「じいじ」から、いかに愛を注がれてきたかを語ります。

17歳だった若者が真紅のバラの花に心を奪われ、数十年の時を経て完成させた、「天国」。

2011年3月11日に起きた震災が、バラ園と「じいじ」の運命を大きく変えてしまいます。

作品には愛するバラとの出合いと別れが描かれ、悔しさ、無念さが強く伝わってきます。

その「じいじ」のモデルとなった双葉ばら園主、岡田勝秀さんが10月17日(日)午後1時から伝承館研修室で特別講演を行います。

テーマは「バラ園の歴史と震災」です。

企画展では震災前後の双葉ばら園の写真も展示しています。

岡田さんのばら園やバラへの強い想いをぜひ、お聴きください。

 

■10月16日まで事前予約受け付け。オンライン同時配信も

特別講演の料金は無料で、10月16日(土)まで事前予約を受け付けています。

申し込みフォームのURLは次のとおりです。

特別講演:https://www.event-form.jp/event/22839/rose

YouTubeでのオンライン同時配信も行う予定です。URLは次のとおりです。

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=DmQAkYL933w&feature=youtu.be