【11月16日、24日午前10時】デフリンピックで震災語り部講話に手話。字幕も試験導入

東日本大震災・原子力災害伝承館は、「東京 2025 デフリンピック」サッカー競技のJヴィレッジ開催に合わせ、11月16日(日)、24日(月・祝)の両日、午前10時の定期語り部講話を手話通訳付きで実施します。
大会期間中、福島県が、Jヴィレッジ-伝承館間の直通無料シャトルバスを運行します。多くの選手や関係者に被災体験を伝えようと、当館が初めて手話通訳者を手配したもので、日本語字幕も試験的に導入します。

主催:(公財)福島イノベーション・コースト構想推進機構 東日本大震災・原子力災害伝承館
内容:①令和7年11月16日(日)午前10時~(40分間)
「震災と私 ~その時、私の周りで起きたこと~」(双葉町)
震災当時、双葉町にある介護施設に勤務。水素爆発後に避難弱者と言われる高齢者と共に過酷な避難を体験したことや、その後妊娠出産をした体験等を踏まえて命を守る行動について伝えます。
②令和7年11月24日(月・祝)午前10時~(40分間)
「ふるさとで暮らす」(大熊町)
震災当時中学2年生で、原発事故がきっかけで 10 年間大熊町を離れることになりました。子どもから大人になる中で、故郷に対して何を感じ、考えてきたのかをお話します。
手話:NPO法人富岡町3.11を語る会「手話での語り人(べ)育成講座」を受講した福島県聴覚障害者協会所属の手話通訳者
会場:伝承館2階ワークショップスペース(予定)
住所:〒979-1401福島県双葉郡双葉町中野字高田39
料金:通常、入館料(一般600円、小中高生300円)が必要ですが、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれか(写しも可)の提示で全額免除となります。付き添いの方もお一人様に限り全額免除となります。

【参考】
福島県で実施する J ヴィレッジ-伝承館間の直通無料シャトルバスの詳細は「東京2025 デフリンピックふくしまポータルサイト」内観戦ガイドページをご覧ください。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/deaflympics-2025/deaflympicsguide.html#densho-kan