【再掲】3・11メモリアルイベントを開催します(3月5、11、12日)

東日本大震災から11年。当館は2022メモリアルイベント「キオク ツナグ ミライ」を3月5日(土)、11日(金)、12日(土)に開催します。

風化が進み防災意識の薄れが懸念される中、震災の犠牲となった方々への追悼の想いを込め、震災の記憶や教訓、被災地の現状を国内外に発信します。

イベントは5日にトークセッション、ふたば未来学園高校生による演劇の映像上映、

11日に東京電力福島第一原発事故による避難を経験した双葉町出身の箏奏者による演奏や請戸小学校のピアノを活用した追悼コンサート、追悼花火打ち上げ、

12日に浪江町元副町長の特別講演、当館館長と上級研究員による活動報告を実施します。

各種企画を通し、未曽有の複合災害から何を学び、何を語り継ぎ、今後起こりうる災害にどう備えればよいのか、皆さまと考える契機となれば幸いです。

イベント詳細は特設ホームページ( 東日本大震災・原子力災害伝承館 2022 メモリアルイベント (densyoukan-event.com) )をご覧ください。トークセッション、特別講演、当館研究員の活動報告会は事前申し込みが必要です。

※ふたば未来学園高校の演劇に関する記述を修正し、再掲いたしました。

1 概 要

(1)タイトル:東日本大震災・原子力災害伝承館2022メモリアルイベント

「キオク ツナグ ミライ」

(2)主催:公益財団法人 福島イノベーション・コースト構想推進機構

東日本大震災・原子力災害伝承館

(3)開催日:令和4年3月5日(土)、11日(金)、12日(土)

※伝承館を会場に3月10日、11日は福島県など主催のキャンドルナイト、3月11~ 13日は双葉町主催の朗読会などが開かれます。

(4)会場:東日本大震災・原子力災害伝承館

(5)料金:参加無料。展示見学は入館料(一般600円、小中高300円)が必要です。

 

2 イベント内容

【3月5日】場所:1階研修室など

10時~ トークセッション第一部 テーマ「震災の経験を次世代へつなぐ」

内容:語り部事業に参加した高校生、子育て世代の双葉町のまちづくり会社職員女性、花卉栽培に尽力している浪江町の男性。年代や立場の異なる震災を経験した3人が、いかに記憶・教訓を後世につないでいくかを語り合います。

11時30分~ ふたば未来学園高校による演劇映像上映

内容:ふたば未来学園高校演劇部が震災をテーマとした演劇の映像を上映します。

13時30分~ トークセッション第二部 テーマ「福島と広島、長崎をつなぐ」

内容:広島、長崎両県の国立原爆死没者追悼平和祈念館長と伝承館の高村昇館長が登壇します。両県のこれまでの伝承の取組などを学び、今後、福島で何を継承すべきかを考え、平和や防災・減災への想いにつなげます。

【3月11日】場所:エントランスホール。花火は伝承館屋外東側

17時30分~ 

請戸小学校のピアノ演奏:中谷仁絵氏(郡山市出身)

追悼コンサート 箏演奏:大川義秋氏(双葉町出身)

公式サイト ⇒ https://www.kotomen.com/

18時30分~ 追悼花火

【3月12日】場所:1階研修室

10時30分~ 特別講演:浪江町元副町長 宮口勝美氏

内容:浪江町職員を経て副町長(2015~2018 年)を務めた宮口氏が特別講演します。
震災当時の状況や全町避難の際の様子、町の一部避難指示解除を実現した経
験、ふるさと復興にかける想いを語ります。 。

13時~ 伝承館調査・研究部門活動報告会

内容:高村館長のほか、当館上級研究員の安田仲宏、関谷直也、開沼博が

令和3年度の研究活動について報告します。

※トークセッション、特別講演、活動報告会はそれぞれ定員20人。特設ホームページ( 東日本大震災・原子力災害伝承館 2022 メモリアルイベント (densyoukan-event.com) )で開催前日までの事前申し込みが必要です。いずれもYouTubeで生配信します。