元特攻隊員・前衛陶芸家 林康夫氏の作品 7月1日から展示/浪江の津波被災家屋から着想、23点
東日本大震災・原子力災害伝承館は令和8(2026)年7月1日(水)から現在実施している企画展「浪江町と復興まちづくり」の特別企画の一環として、元特攻隊員の前衛陶芸家で大阪芸術大学名誉教授の林康夫(やすお)氏(98歳、京都府在住)の作品を展示します。
戦後の前衛陶芸の先駆者である林氏は平成30(2018)年に浪江町を訪れました。そこで目の当たりにした津波被災家屋から着想を得て作陶した23点を順次、展示します。
内 容:林氏は伝統にとらわれず、器の実用性を省みない「オブジェ」としての陶器を発表する前衛陶芸家で、国際的な陶芸展で数多くの受賞歴があります。東日本大震災に大きな影響を受けた作品「三・一一之記」を平成30年に福島県立博物館へ寄贈。その際、津波による甚大な被害を受けた浪江町を初めて訪れ、作品にしようと決めたそうです。
今回の展示品は、津波の衝撃で壁が抜けている様子や、行方不明者捜索の際に家の壁に記された大きな丸などが表現されています。
林氏は浪江にゆかりあるシリーズ作品の売上金を含め100万円を浪江町に寄付されました。今回の展示品も林氏から浪江町に寄贈されたものです。
会 期:令和8年7月1日(水)~10月末ごろ※火曜休館
時 間:午前9時~午後5時(最終入館午後4時30分)
会 場:東日本大震災・原子力災害伝承館1階エントランスホール、2階企画展示室で開催中の企画展「浪江町と復興まちづくり」で展示します。
協 力:浪江町
入場料:1階エントランスは無料、2階企画展示室は入館券が必要です。


