【七夕イベント】双葉の竹に近隣の児童が願い

福島県浪江町のなみえ創成小学校の児童15人が7月7日(水)、七夕イベントを開催している当館を訪れ、東日本大震災に対する思いや復興への願いを書いた短冊を館内の竹にくくり付けました。

ある3年生の女子児童は「楽しい浪江町になりますように」と記しました。

浪江町は伝承館の立地する双葉町の隣町で、震災と東京電力福島第一原発事故により人口が減少しています。この児童は「みんなが町のために働いている浪江町が大好き」という想いを込めました。

このほか「東日本大震災でこわれてしまった町が復興して、たくさんの人にもどってきてもらいたい」や「みんながへいわにくらせますように」との短冊が、双葉の竹に揺れています。

双葉郡の小中学校計13校から届いた約200枚も飾り付けてあります。

七夕イベントは7月15日まで、1階エントランスホールで開かれています。子どもたちの想い、来館者の願いを是非ご覧ください。