シェアする

  • LINE
  • Twitter
  • Facebook
Top 記事一覧

記事一覧

2023年03月28日

サステナビリティ

「廃炉で磨かれた技術を次世代の産業に」。
浜通りに拠点を構え、ダイヤモンド半導体の社会実装に挑む
――大熊ダイヤモンドデバイス・星川尚久氏、金子純一氏インタビュー

高温や放射線線量の高い、過酷な環境でも動作するダイヤモンド半導体デバイス(素子を組み合わせた電子回路)の開発が、北海道大学と国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)発のスタートアップ企業で進んでいる。福島第一原子力発電所の廃炉作業に必要な技術の確立に向け、国内の英知を結集して取り組んで来た研究成果をベースに、ダイヤモンド半導体デバイスの商用化・量産化を担う組織として2022年に会社を設立。2026年度の稼働を目指し、福島県大熊町に量産工場を建設する。福島第一原子力発電所の廃炉作業で最も困難な作業の一つとされる、燃料デブリ(溶融燃料)の安全な取り出しに貢献するダイヤモンド半導体デバイスを生産…

もっと見る